M中です。
GW前半、涸沢岳西尾根から奥穂ピストンです。

安全面も考慮してゴールデンウィークに小屋の営業も開始される槍穂高方面で1本、ショートのルートを考えており、コブ尾根やら前穂北尾根やら検討しました。
そこで、実際に使われる尾根という登山道としての枢要性、1泊2日の登山としては奥穂までの記録はネット上少ない。など、しっかり奥穂まで往復を前提とするとテン場の配置、パーティーマネジメントなど結構戦略性があって面白そうなことから涸沢西尾根としたしだいです。
蒲田富士の薄い雪稜に据えたテントは槍穂〜笠抜戸双六と360度の円形台座の大パノラマ。人生のベストビバークのひとつとなりました。

【行程】
4/26(土)
8:10新穂BT – 8:50穂高牧場-9:45白出沢出合-14:20 2550m地点-15:25蒲田富士2742m地点AC

4/27
5:00蒲田富士AC-6:50涸沢岳-7:05穂高岳山荘-8:20奥穂高岳-9:15穂高岳山荘-10:50蒲田富士AC-15:30新穂BT

【メンバー】
M中(L)、H光、T橋

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樹林の激しい急登4セットで森林限界を抜ける。

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高気圧の影響で標高表示が低くなってしまった。地形図2600m付近のダイラを探すがいつのまにか蒲田冨士に取り付いてしまう。

2014-04-26 14.46.32
テン場適地を探すうちに雪稜に突入。蒲田冨士のピークに届いてしまう。

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整地、トイレを造成し、本日は蒲田冨士の頂上でビバーク

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稜線上こんなところです

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ワインとパン、チーズで団欒

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おトイレ

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翌朝

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雪壁で1ピッチロープを伸ばす(T橋)

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奥穂取り付きのノール状雪壁で1ピッチ。帰りも懸垂する。

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涸沢岳西尾根〜奥穂高岳は積雪期穂高の入門ルートとされているものの、難易度としては多くのルートガイドでは中級として十分手応えがあるという評価となっています。森林限界を超えてからの雪稜〜オープンバーンの斜面では雪の状態によっては気を抜けるところがほとんどなく、持続的な緊張を強いられます。雪庇や雪の状態を評価できる氷雪技術、知識、アイゼンワークが必要。ネット情報では簡単に記載されているものもありますが、滑落事故も頻繁に起こるルートなので、初級者を帯同する可能性があるからこそ慎重に企画したいルートです。

 

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今回はこれ、ビニール手袋のテムレス。着ているモノも使うモノも同じ。
女性はそういうところに感ずるところがあるらしい、T橋さんは泣いていた。
(M中)

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